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チケット不正転売禁止法は資本主義の原則に反しているのか-橋下徹のチケット不正転売容認論の真相

先日、2019年6月14日に音楽コンサートやスポーツイベントのチケットの不正転売を禁止する法律が施行されました。

日時や場所、座席が指定され、不正転売の禁止が明記されたチケットを、定価を超える価格で、「業」として転売することを禁止する。
違反者には1年以下の懲役か100万円いかの罰金、または両方を科す。というものです。

NETの声はというと、ほとんどが賛成の声でした。

ネットの声

一般市民
一般市民
もっと早くにそうするべきだった。
高値で売ってる人は警察に通報すればいいのかな?
チケットが手に入りやすくなればいいな
一般市民
一般市民
あれだけ不正転売が多くなれば
必要な対策だと思うわ
でも、ちょっと遅い感じもするが
東京オリンピックに無理矢理間に合わせたかんじかな?
一般市民
一般市民
チケットキャンプとか、とにかく利益を得ようとする素人プロが多すぎてイヤになってた。
こういう行為が、音楽や文化に触れる機会を奪っているのを知って欲しい。
あと同じような行動を素人がマネする危険があったから、それの抑止力になるのは良い。
一方で予定が入り行けなくなった場合の譲り方も簡単・確実になればいいが。
人気バンドが購入規制により座席スカスカって良くあると聞くから。

チケット転売に対する橋下徹氏の意見

これに対しての反対意見はないのでしょうか。
いや、ありました。
3年前ですが、僕らの橋下徹氏がTVにてチケット転売を擁護する発言をしていました。

チケット転売を擁護していた暴力団員の息子 橋下徹氏

橋下徹氏の意見は上の画像の通りなのですが、正論です。まったくもって正論です。
私も、”不正をしていなかったら”正論だと思います。

ただ、今のチケット転売を業としている人達は、チケットを強制的に買い占めることにより、不当に値段を吊り上げているだけであり、それは健全な資本主義とは程遠い行為です。
そういった事実には触れずに、資本主義の原則だけでこの問題を語るのは少し認識が甘い。故意にその事実に触れなかったのであれば、悪意さえも感じる。というのが私の「橋下徹氏の意見」への感想です。

過去に何かで見かけたのですが、とてもわかりやすい例えがありますので紹介いたします。

”川の周辺に住む人々が、今まで無料で川の水を使っていたのに対し、転売屋という者は、無断で川の水を堰き止めて、周辺住民に水を有料で売りつけるようなもの
とても分かりやすい例えだと思いました。確かTwitterで見たので直接引用しようと思っていたのですが、元Tweetが見つかりませんでした。※知ってる方はコメント欄から教えていただけると有難いです。

資本主義で自由経済だからと言って、一定の倫理観まで忘れてしまっては、阿片戦争のイギリスをも正当化してしまいかねません。
私は、チケットの不正転売には一定の規制を設けるべきという考えに賛成です。

買い占めや値段の吊り上げが原因になった大事件「米騒動」

また、実際に値段を吊り上げたことによって大騒動になった事例もあります。
有名なところで、「米騒動」があります。

1917年(大正6年)から1918年(大正7年)にかけて、地主・米承認が投機を計って売り惜しみ、買い占めをしたことにより米価が高騰しました。(他にも複数の原因が重なっていますがここでは省略します)
1918年(大正7年)7月以降米価は異常に暴騰し、民衆の生活難と生活不安が深まり、ついに空前の大暴動が引き起こされました。

1918年(大正7年)7月23日、富山県魚津の主婦らによる県外移出米積込阻止が暴動の発端となりました。
同年8月10日以降、六大都市をはじめ仙台から小倉まで拡大し、山口・福岡両県には炭鉱のストライキと結合した形で波及しました。
全体で1道3府32県、36市、129町、145村に及び、9月17日まで続きました。

最終的に、政府は米屋に米を廉売(れんばい=通常より安く売ること)させ、新聞報道を禁止し、鎮圧に警官のほか軍隊も出動させました。
検挙者数万名、起訴者7776名に達しました。
この暴動はその後の大衆運動発展の基礎にもなり、民衆の権利意識の高まりのもとに、労働運動、農民運動、女性運動、学生運動、普選運動などが一斉に開花することとなりました。

いきすぎた自由経済・資本主義は共産主義の始まり

上述のように「自由経済・資本主義」だからと一定の倫理観や道徳心を無視し、買い占めや価格の吊り上げを行った場合、
民衆の暴動を招くこととなり、果てには政治不信から学生運動や共産主義に結びつくこととなります。

頭の良い橋下徹氏はこのような歴史を知らないはずがなく、おそらく、知っていて転売行為を擁護したのだと思います。
チケット不正転売禁止法、このような事態を未然に阻止するために必要な法律だとも言えます。

ちなみに、私は自由経済だからと好き勝手する昨今の風潮が大嫌いです。
自分の目先の利益のためだけに、韓国や中国に進出する企業。和牛精液の不正輸出。
これはもはや自分だけが良ければ良いという個人主義を「資本主義だ」と言い訳してるにすぎません。

何事にもルールがあり、資本主義にもルールを設けるべきです。
チケット不正転売禁止法で、全ての転売屋が駆逐されるとは思いませんが、我々一人ひとりが正しい知識をつけ、
悪事は許さないという、正義の心を持つことこそが、健全な資本主義を維持する唯一の方法なのです。

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